まず結論
仕事の調査では、検索して見つけた情報を集めるだけでは足りません。何を知りたいのかを決め、信頼できる情報を確認し、あとで使える形に整理することが大事です。
調べ方がうまい人は、情報量が多い人ではなく、「判断に使える情報」を短くまとめられる人です。
調べる前に決めること
最初に、調査の目的を1文で書きます。
A社向け提案で使うために、競合サービスの料金体系を比較する。
目的が曖昧なまま検索すると、関係ありそうな記事を延々と読んでしまいます。何の判断に使うのか、どの粒度まで分かればよいのかを決めてから調べます。
情報源の見方
仕事で使う情報は、できるだけ一次情報に近いものを確認します。
- 公式サイト
- 会社や官公庁の公開資料
- ヘルプページや規約
- 決算資料、統計資料、プレスリリース
まとめ記事やSNSは入口として便利ですが、そのまま事実として使うのは危険です。重要な数字、条件、制度、料金は、必ず元の情報源に戻ります。
AIを使うときの注意
AIは、調査の観点出しや要約には便利です。ただし、AIの回答をそのまま事実として扱わないようにします。
AIに頼むとよいこと
- 調べる観点を洗い出す
- 比較表の項目を作る
- 長い文章を要約する
- 調査メモを読みやすく整える
人間が確認すること
- 数字や日付
- 制度やルール
- 料金や契約条件
- 相手に提出する資料の根拠
調査メモの型
調べた内容は、次の型で残すと再利用しやすくなります。
調査目的:
結論:
根拠:
注意点:
参照URL:
次に確認すること:
URLだけを貼るのではなく、自分の言葉で結論と注意点を書いておくと、あとから見返したときに使えます。
よくある失敗
- 調査目的を決めずに検索を始める
- まとめ記事だけを読んで、一次情報を見ない
- URLだけ保存して、何が重要かを書かない
- 調べたことと自分の意見を混ぜる
調査では、「分かったこと」「まだ分からないこと」「判断に使えること」を分けるのが基本です。
次にやること
次の調査では、検索前に「調査目的」と「最終的に決めたいこと」を1行ずつ書いてください。調べ終わったら、結論、根拠、注意点、参照URLをセットで残します。